留仕込み1日目を迎えた雅の醪仕込です。
ふつうは留仕込みをした1日目を起算して、醪(もろみ)の仕込み経過を観察していきます。

醪の仕込の場合、添・仲・留の各段階で、仕込配合や仕込温度を細かくコントロールしています。ここで酒質が決まるといっても過言ではありません。
逆に添・仲・留の仕込が終わると、あとは温度コントロールくらいしか制御が利かないということです。(昔は櫂入れをすればある程度コントロールもできていたそうですが、今のようなタンクの大きさではさほど影響しないそうです。)
なので、添・仲・留の仕込配合や仕込温度をきちんと制御することが大切です。
そのため、杜氏が思い描く酒質へと導くよう、この温度制御盤で、杜氏が自ら温度を設定することがあるのだということです。
とろこで、今日は師走。嘉宝蔵でも新年を迎える準備が進んでいます。
蔵の入り口に飾る注連縄も、あたらしいものを準備万端。

- 新しい注連縄
蔵の中では休みも正月も関係なく、明日も当たり前のように仕込みが続きますが、ほんのひととき、正月の雰囲気を味わえる、師走の嘉宝蔵でした。
蔵のみなさん、今年もお世話になりました。取材でおじゃまばかりしてすいません。
皆様、佳いお年をお迎え下さい。




