10/16、10/18~10/20は一之輔師匠と松本マスターのサシ飲みです。

一之輔:今週は、松本マスターと男2人のサシ飲みです。

松本:男2人、ということで、「お酒でやらかしちゃった話」をテーマにお届けしようと思います。なんでも一之輔さんは先輩から32000円ものお金を借りて、返していないとか!これは良くないですねえ。

一之輔:大学3年生の頃かな。落語研究会で老人ホームに行って落語を披露する機会があるんですけど、その時にお礼として美味しい日本酒をいただいたんですね。嬉しいもんだからそのまま部室で後輩と2人で飲んで。調子づいて街に繰り出し、夜中までまた飲んで…。酔うとどうも私が走るようで(笑)、帰り道に走っていたら、黒塗りのワゴン車にぶつかったんです。

松本:最悪ですね。

一之輔:車の中からは、いかつい男が出て来て「こらあ!なにしてんだ!」と組み伏せられて。そのまま交番に連れていかれて事情聴取されていたんです。

松本:なんてこと!

一之輔:夜が明けるとその男の人が「車の修理代32000円を振り込んでおけ」と。でも自分はお金を持っていなかったので、落研の卒業生であるオガサワラさんに頼んで借りて、振り込むことができたんです。それからオガサワラさんに会えてなくて。人聞き悪いこと言わないでくださいよ。返さないんじゃない、返す気はあるけど返せないんですよ(笑)。

松本:オガサワラさん、このラジオを聴いていたら是非ご連絡くださいね!

一之輔:松本マスターもあるでしょ。お酒でやらかしちゃった話。

松本:最近はたしなむ、ということも覚えて来た私ですが(笑)過去には様々ありますねえ。私が40歳くらいの頃ですかね。当時はスポーツ中継で遠征に行くと羽根を伸ばす、なんて感じでして、甲子園で仕事の夜に大阪の難波で飲んで歌ってラーメン食べて、ホテルに不時着するように帰って寝てしまったんです。翌日は朝の7:40から、高嶋ひでたけさんの番組内でレポートをする仕事だったのですが、目が覚めたらなんと朝の8時を過ぎている!中継で使うはずの携帯電話のバッテリーも切れているし。慌てて会社に電話したら、電話口のスタッフに「松本さん!何してるんですか。高嶋さん、激怒りですよ!」と言われて、真っ青になりましたね。重い足取りで東京に戻り、翌日の早朝、高嶋さんにお詫びに上がったところ静かに一言『僕の常識では考えられないんだよね』と…。

一之輔:いい歳して何やってるんですか!(笑)他にもまだ、引き出しにしまっておきたいエピソード、あるんでしょう?

松本:そうですね。大魔神佐々木投手とイチローがシアトル・マリナーズにいた時、4ヶ月シアトルに滞在しながら仕事をしていたのですが、ある日大魔神のご自宅に担当記者をご招待いただいたことがあったんです。夜も更け「自分は寝るがみんなは好きにやって。ただしこの恩師からいただいた大切なお酒だけは、絶対に飲んじゃダメですよ」と言い残して大魔神はお休みになったんです。ところがお酒が進むうちに、私も気が大きくなっちゃって『いいお酒ジャ〜ン!飲んじゃえ〜』と飲んでしまった。翌朝大魔神の怒ったこと!

一之輔:当たり前でしょうが!子供かよ。

松本:すみません…。さて最後は気を取り直して、お酒にまつわるいい話で締めくくりたいですね!

一之輔:思い出に残るいい酒、という意味では、私が前座から二つ目に昇進した日の夜に、初めて師匠とサシで飲んだ酒ですね。静かな居酒屋に連れてってもらったけど、緊張しちゃって間があくと飲んじゃうからもうベロベロ!(笑)

松本:素敵な思い出ですね。私はシアトルでのこと。私が東京に戻る2日前くらいに大魔神と酒を飲んだんです。その日は二人で熱く語り合い「俺は帰るけど、優勝しろよ!」と大魔神の背中を私がドンっと叩いて別れたんです。それを見ていたスポーツアナの先輩、諸岡さんが「今夜はお前の勝ちだな」と言ってくださったんです。それが嬉しくて。とても印象深い、いいお酒でした。