3/18~3/22 渡辺真知子さんの回

松本:今週も常連客の春風亭一之輔さんと一緒に、素敵なゲストのお話を伺います!

一之輔:今回のゲストは、歌手として、シンガーソングライターとしてご活躍の渡辺真知子さんです。プロフィールをマスターからお願い致します!

松本:10月23日神奈川県横須賀生まれ。高校時代にヤマハの歌のコンテストに4回連続出場。1977年に自ら作られた「迷い道」で大ヒットを記録。「かもめが翔んだ日」「唇よ、熱く君を語れ」をはじめとして、邦楽を代表する名曲を世に送りだされています。今年は中島みゆきさんの舞台「夜会」に出場されるなど、活躍の場を広げ、今月、最新アルバム「Amor Jazz3 ~愛しのBIG BAND~」をリリース。29日には、中野サンプラザホールでコンサートを行われます。

一之輔:中島みゆきさんの夜会に出られたそうで?

渡辺:そうなんです。歌あり、お芝居ありの舞台に出させてもらいました。みゆきさんとは、ヤマハの歌のコンテストの同期で、これといった接点はなかったので、オファーがきたときにはびっくりしましたね! 

松本:お二人は、ヤマハのポピュラーソングコンテスト第9回にご出演されたときの同期なんですよね。このときは、八神純子さん、松崎しげるさんもご出演されていて、今考えると、すごいメンバーが集まっていたのですね!

一之輔:相当、濃いメンバーですよ。デビュー当時から出演されている「ザ・ベストテン」について教えてください! デビューされた翌年に始まったテレビ番組だそうで、デビュー曲「迷い道」は、第9位だったそうですね。

渡辺:突然、デビューして売れたので、生活が一変しましたね。曲作ることと並行して、2~3年先まであっという間に予定が埋まって休みがなくなりました。23~25歳ぐらいまでは、仕事に追われて。年頃ですから、いろんな人とデートしてみたかったですね~。最初は彼氏がいたのですが、自然消滅しちゃいました。ある日、テレビ局の電話ボックスから、隠れて電話しようとしたら、なんとそれがセットで、それを知らずに、彼氏に電話をしたら、大道具の人達に、クスクス笑われちゃって(笑)。

一之輔:それぐらい追い詰められていたんですね。

渡辺:あんなに笑っている大道具さんを見たのは初めてでしたね。

一之輔:大ヒット曲「かもめが翔んだ日」についても聞かせてください。私が生まれた年にできた曲ですよ。

渡辺:その間、ずっとカモメは翔んでいるんですよ。この曲がなぜ今も若い人にも知られているかというと、コンテストで歌われやすいからです。伊藤アキラさん作詞で、最初は自分で作詞をしていたのですが、2曲目から作詞家さんに詩を用意してもらって嬉しかったですね。これは失恋の歌で、最初の「ハーバー」のところは、当初ついていなくて、でも歌っていて、なにか足りないということで、試行錯誤しながら、できたところなんですよね。

松本:最新アルバム「Amor Jazz3 ~愛しのBIG BAND~」では、「かもめが翔んだ日」がアレンジを変えて2回登場しますね!

一之輔:京急の駅の発車メロディでも、「かもめが翔んだ日」が使われているそうですね。

渡辺:私もそのメロディを聞きにいったんですよ! 電車の中で聞こえたと思ったらもう終わっちゃって。あれは、駅のホームで聞くメロディなんですね(笑)。ホームですれ違った高校生が、「哀しい曲じゃないか!」といってね。「お前に、分かるのか?」なんて思ったりしてね。 

一之輔:渡辺さんは、最初はあまり、お酒が飲めなかったそうで?

渡辺:2代目のマネージャーがお酒好きで、みんなを楽しませてくれる人で、それで飲めるようになりましたね。若い頃は、エンジンかかるのが遅くて、みんなが帰る頃にエンジン全開になっていましたね。ある時、酔っ払って帰ってきて、翌朝マネージャーが迎えに来て、さあ行くぞというときに、ジーンズがなくて・・・。探したら、なぜか、ジーンズが湯船に泡がついて浮いていて、洗ったんでしょうね。でも乾かす時間がないから、マネージャーのジーンズを借りることに。この人が細くてね~~~。なんとか、ねじこみました。

松本:さて、このほろよい亭のルールで、実現の可能不可能は関係なく、この人とお酒を飲みたい、という人をゲストの方にお聞きしています。渡辺真知子さんが一緒にお酒を飲みたい人はどなたでしょうか?

渡辺:ゴジラですね、怪獣の。私、飲んでいると、テンション高くなってきて、「あ~あ~~」と叫びたくなるんですよ。そんなトーンで、ゴジラと飲みたいですね!

一之輔:そんな渡辺さん、今月、最新アルバム「Amor Jazz3 ~愛しのBIG BAND~」をリリースされました。いろんなアーティストさんとコラボされているそうで。

渡辺:実は私、30歳ぐらいからJazzをやっているんですよ。今回のCDでご一緒したアーティストさんは、大ベテランの89歳の北村英治さんや、下は20歳の子まで幅広いですよ。

松本:このCDでは、スタンダードなJazzから渡辺真知子さんの代表曲はもちろん「川の流れのように」のような演歌までお楽しみいただけますね。また今月29日には中野サンプラザでコンサートを開催。6月には全国各地でコンサートツアーも予定しています。詳しくはオフィシャルサイトで。それではほろよい気分になりましたので、このへんでお開きとさせていただきます。