3/10~ 桂右團治さんの回

今週のゲストは江戸落語で初の女性落語家、桂右團治(かつらうだんじ)師匠です。

神戸生まれで大学は早稲田大学の右團治師匠、落語家になったきっかけは?
「ラジオでいわゆる“昭和の名人”といわれる人の落語を聞いて面白いな、寄席に行ってみようかな、と思ったんです。そこまでは普通ですが、私は十代目桂文治師匠の門を叩いてしまったんですね。本屋で芸能人の電話帳みたいなものを買って、行ってみたらマネージャーがその場で師匠に電話をしてくれて。そこから運命が変わったんです」。

そこですんなりと師匠は受け入れてくれたんですか?
「いえ、当時噺家に女性はいないですし、大変だぞ、といわれました」。ところが2000年5月には落語芸術協会初の女性真打として初代右團治さんが生まれたわけですね。「はい、そうですね」。

今度、菊正宗の和モダンイベントとして、屋形船で日本酒を飲みながら落語をやるイベントを行われるそうですね。
「そうなんです。落語に屋形船に日本酒。日本人として、日本に生まれてよかった!という部分を集めた、いいとこ取りのイベントですよね。和の世界をご自分の感覚で楽しんでいただくのが重要なことだと思っています」。

師匠は新しく英語落語にも挑戦されているとか。
「英語はまだまだ勉強しながらですけれども。あと英語に訳せない言葉をどう乗り越えるかも課題の一つなんです。日本とアメリカ両方の文化を学ばないといけませんね」。

お酒は落語にもよく出てきますよね。
「切っても切れないですよね。私もうれしいにつけ、悲しいにつけ、集まってお酒を飲みます」。

弟子入りしたばかりのときなんかは、お酒の席でおじさんのお相手なんかもしなければいけなくて大変だったのでは?
「始めはね、大変なこともありましたけれど楽しいなと思えてきてからはお酒も強くなりました。好きなんですよね」。

最後に、この人と飲みたい、という人は?
「かつて銀幕の大スターといわれた大河内伝次郎さん。いろいろお話をしてみたいです。菊正宗があればお話も弾むのでは?」。

桂右團治師匠、ありがとうございました。