2/21~、増田明美さんの回

今週のゲストは増田明美さんです。
1964年1月1日千葉県生まれ。私立成田高校在学中、長距離種目で次々に日本記録を立てられ、その後82年にマラソンで日本最高新記録を達成。84年のロス五輪ではメダルを経て92年に引退するまでの13年間に残した記録は日本最高記録12回、世界最高記録2回更新です。現在はスポーツジャーナリストとして執筆活動・マラソン中継の解説、講演、イベント、TV・ラジオ番組の出演など多方面で活動中です。

ご実家は千葉の農家でいらっしゃるとか。
「そうなんです。遊びと言えばミカン山を登って鬼ごっことか。学校へも往復5km歩いていました。だから脚が強くなったのかもしれません」。

実は私、飯田が東京マラソンに出場するのですが、何かアドバイスをいただければ…。
「飯田さんは体型的にはOK,。でもお聞きするとあまり練習されていないので…(笑)。本当は脚を強くする練習をしていただきたかったですね。ゆっくり長く走る練習が大切なんです。今からではちょっとこの練習は無理なので、あとはいかに朗らかに走るかだけですね。タイムリミット7時間という早歩きでもクリアできる長い時間があるので、遠足気分で楽しめればいいと思います。本当のことを言うと…お見受けする限り、飯田さんより貞平さんのほうがマラソンに向いてそうなのですが(笑)」。

さて、俳人である黛まどかさんと大親友でいらっしゃるそうで。
「はい。会うとしゃべってばかりいるけど、まどかさんはとても素敵で、お店のコースターの裏にさらさらと一緒にいる人にあった句を作ってくれるんです。私にも『ゴールして シロツメクサに倒れ込む』という句を作ってくださったことがあって。詠んだ瞬間に春の香りがふっとしたような気分になって、とても素敵だと思い、いまでは私も俳句をやるようになりました。俳句をやりだすと、いろいろなことに五感が働き研ぎ澄まされるんですね。花や水の香りを感じるし、四季のある日本が大好きになりますね。句会があって発表会もあるので、作る楽しみと人の素敵な句に出あえる楽しみとがあって、豊かな気持ちになります」。

マラソン以外のご活動についてもお聞かせください。
「国際NGOのプラン・ジャパンで途上国の女の子の支援をする活動をしています。以前ラオスに行ったとき、私がどんなに笑顔であいさつしても300人の女の子がだれ一人として笑ってくれなかったことがあって。パッと後ろを見たらきれいな坂道があったので『みんなで走ろう!』と言って走り始めたらみんな顔がほころんで。スポーツの持つ力ってすごいなって感じました」。

最後にこの人と飲んでみたい、という人は?
「マラソンの瀬古利彦さん。今までも何度かご一緒したことがあるのですが、彼はエンターティナーですよ。場がとっても盛り上がるんです」。

増田明美さん、ありがとうございました。