2013年4月

3/25~3/28 金本知憲さんの回

今日のゲストは阪神タイガースを惜しまれながら引退された金本知憲さんです。
現役時代、通算成績は歴代7位の2539安打、歴代8位の1521打点、歴代10位の476本塁打、そして1492試合連続フルイニング出場の世界記録を打ち立てました。
1999年にはサイクルヒットを達成。2000年には打率3割1分5厘30本塁打30盗塁のトリプルスリーを達成されています。さらに阪神時代には2003年、2005年とリーグ優勝の立役者となりました。

ユニフォームを着ないでシーズンを迎える気持ちはどうですか。
「気楽です。高みの見物じゃないけどみんな良くやってるなあという感じ。タイガースとカープはキャンプ取材にいきました。WBCの試合も。外から選手を見るとき、確かに一瞬『ユニフォームを着たい』と思うけど、朝から晩まであれを着て練習しなきゃいけないかと思うとああ、やめて良かったって(笑)」。

今、体調はいかがですか?
「体重は現役時代とほぼ変わらないです。キャンプインの時91~92キロ、開幕で90キロになり夏場は80キロ台に落ちる。肩を手術しているので運動はできていないです。肩の故障に関しては痛めた時点で休めば良かったとか後悔することがあります。最後の3年間はリハビリしかしていないですから。打球が飛んでくるたびに痛いから嫌で。投げることも満足にできないので情けないし悔しいし…。解放されて今はリラックスできています」。

お酒はいかがですか?
「大好きです。お酒なしでは生きていけないほど(笑)。お酒は深く飲んでも次の日には全く残らないですね。例えば清原和博さんや佐々木主浩さん、デニーさんなどは豪快に飲んでも次の日きっちり点を残すという侍のようなタイプですが、清原さんの飲み方は真似してはいけないです(笑)。一緒にお酒を飲みたいのは亡くなってしまいましたが三村前監督です。若いころさんざん厳しく指導してもらったのですが、引退した今、ゆっくり昔話でもしながらしゃべってみたいです。叶わない夢ですが…」。

昨年末に自伝「人生賭けて~苦しみの後には必ず成長があった~」を出された金本さん、21年間のプロ野球人生を振り返るとどうですか。
「しんどかったです。すべてが野球のための人生でした。常にプレッシャーと十字架を背負って生きているような…。ひとつ若い時のことで後悔があるんです。若いというのは37、38歳くらいの時なのですが。良くバットを振った20代から30代になり、このころはいい練習方法などもつかんで結果にそれが出ていたので、もっと振っておけばもっと結果を残せたのに、と」。

今後、指導者としては?
「やめたばかりで全く頭にないです。監督って大変な仕事ですよ。選手のせいで負けても責任を負うのは監督。そういう仕事はできるだけしたくないですね(笑)、今は」。

最後にファンの皆さんにメッセージを。
「自分自身は今年ゆっくり野球を見させてもらいます。皆さんも野球そのものを楽しみながら、好きなチームを応援してください!」。

金本知憲さん、どうもありがとうございました。