2015年10月

10/19~10/23 姿月あさとさんの回

今週のゲストは姿月あさとさんです。
3月14日、大阪のお生まれ。1985年宝塚音楽学校に入学、1987年に宝塚歌劇団に73期生として入団、1998年、新しく誕生した宙(そら)組で初代男役のトップに抜擢。数々の名作で主演を務められた後、2000年宝塚を退団。それ以降はソロ歌手として幅広い活動をされています。

趣味がお掃除だとか?
「自分でしない限り綺麗にはならないじゃないですか。宝塚の学生時代は下級生が毎日掃除。雑巾がけまでやります。それが当たり前だと思っていたので、嫌だと思ったことは一度もないですよ。お掃除後の先輩の細かいチェックも、舞台に立った時お客様は細部まで見ているんだ、ということを意識する勉強になりました。掃除は目についたらすぐやる、が基本。友人の家に行ってもおしゃべりしながら引き出しの中の整頓をしていたり。『このボールペン、もうインクでえへんで』とかね(笑)」。

お酒はお好きですか?
「はい、大好きですねえ。夕方になると『今日はなに飲もうかなあ』と考えるのも楽しいですよね。友達に飲みに誘われること、とっても多いですが、家で一人でも飲みますよ。“何も考えない”という無の状態を心がけています。私たちの仕事って舞台では第三者になり、仕事場では芸名。1人で3人を使い分けて生きているような不思議な職業ですよね。だからお酒を飲む時には自分に戻りながら仕事のことを考えたりしているんです。一緒に飲みたい人は…笑福亭鶴瓶さん。落語家でいらっしゃいますがトーク番組もこなされ、俳優としても、そして大阪人としても、一度ゆっくりとお話をしてみたいです」。

11月4日リリースのアルバム『Chante~シャンテ~』について、お聞かせください。
「タイトルのシャンテ、はフランス語で歌うという意味です。今回のアルバムはシャンソンが多く選曲されているアルバム。シャンソンって、近寄りがたいイメージがあるかもしれませんが、聞けばご存知のメロディもあると思いますよ。いろいろなジャンルから取り揃えて、和製シャンソンとしてやらせていただきました。私は15歳の時から歌を勉強しているのでシャンソンも習いましたが、45歳の今になってやっと歌詞の『愛してる』の意味がわかるようになりました。45歳でもまだ若輩者なので、より年を重ねるともっと沁みてくるのかもしれませんね。ぜひお酒を飲みながらホワッと聴いていただきたいアルバムです」。

11月の終わりにはセルフプロデュースライブ『THE PRAYER X(テン)』もありますね。
「お酒を飲みながら、いろんなミュージシャンとのセッションやトークを聴いていただくライブです。落語の枕から本題に入る時に噺家さんが羽織を脱ぐ瞬間、あれは私たちがMCから歌のマイクに持ち替える瞬間と同じですよね。共通点を感じます。だから落語と歌のライブのコラボも楽しいでしょうね。“ほろよいイブニングトークライブ”とか、どうですか?!絶対できると思う。まずは会場押さえからですかね(笑)」。

姿月あさとさん、ありがとうございました!

10/12~10/13 福田沙紀さん未放送分

今週は常連客の春風亭一の輔さんと二人で“さし飲み”をしながらお届けしたいとおもいます。
乾杯のお酒は、先月7日に発売されました、菊正宗独自開発の新酵母「キクマサHA14酵母」により華やかでフルーティな香りが楽しめるお酒「菊正宗 上撰 純米酒 香醸」です。「かんぱ〜い!」

さて、今週は趣向を凝らしまして、先々週ゲストに来てくれた福田沙紀さんの未放送分を一の輔さんと二人で聞いていきたいと思います。
どうぞお聞きください。

熊本のお生まれだとか。
福田「そうなんです。とてもいいところですよ。九州の女ということで、お酒が強いでしょ、とよく聞かれます。熊本はとにかくおいしいものがいっぱい。水がおいしいからお米もおいしいし果物もおいしい。馬肉料理も今はいろいろあるみたいです。それから熊本城もおすすめです。私、一口城主になっているんですよ。一口分のお城の権利を持つというものなんですけど、幼い頃からよく遊びに行っている場所なので、一口城主を募集している話を聞いた瞬間に『やりたい!』と。お城は白と黒のコントラストがたまらなくかっこいいんです。公園の方から見ると、桜がきれいで、そのピンクと芝生の緑、お城の白と黒、空の青と美しく、大人の色気があります。私の実家に遊びにくる?…お断りします(笑)」。

さて,10月14日に初日を迎える舞台「放浪記」にご出演の福田さん。「放浪記」は森光子さん主演でなんと2017回公演されたのだそうです。今回は仲間由紀恵さん主演による新しい「放浪記」ですね。福田さんの舞台への意気込みを聞かせてください。
福田「私は林芙美子さんの妹的存在の悠起(ゆき)という役。未婚の母ですが自分の子供を親類に預けて,林芙美子さんと一緒にカフェーで働く、“自分も何かに打ち込みたい”という気持ちを持っている人なんです」。

悠起さんの役は、今まで八千草薫さん、松原智恵子さん、大場久美子さん、藤谷美紀さんと、数々の名女優さんが演じられていますね。
福田「…はい、プレッシャーですよね。たくさんの人に愛されてきたものだから、期待に応えられるのか?と思いますが、学ばせていただいている作品です。その時代を必死に生き抜いた人たちのお話なので、私も必死に悠起さんを舞台で生き抜けたらと思っています。ぜひ多くの方に見届けていただきたいです」。

福田沙紀さん、ありがとうございました!

10/5~10/9 春風亭ぴっかりさんの回

本日のゲストは常連客の一之輔さんがつれてきてくれました。
落語家の春風亭ぴっかり☆さんです。
5月13日東京生まれ。2006年に春風亭小朝師匠に弟子入り、前座時代の高座名は「ぽっぽ」。入門から丸5年たった2011年11月に二ツ目に昇進。これを機に高座名をぴっかり☆に改めました。翌年のNHK新人演芸大賞でいきなり決勝に進出したことで注目を集めました。この夏には落語界でも異例の、東京大阪名古屋の3大都市で独演会を開くなど、今後の活躍が期待されています。

入門の経緯を教えてください。
「幼稚園のときにミュージカルを観たことで、ミュージカル女優に憧れて。ずっとその夢を追っていたんです。演技を学ぶという意味で、日本の伝統芸能をきちんと観よう、と思っていろいろなものに触れた中で、がつんと来たのが落語。その時には噺家になると決めていたので、ミュージカル女優への未練は全くありませんでした。うちの師匠を選んだのは、女を受け入れて育ててくれるかどうか、そしてなによりその人のことを大好きかどうか。小朝は数少ないその人だったんです。やさしい人ですが、芸事にはとても厳しいです。最近言われたのは『キミは動いていないとかわいくないから高座で止まるな』(笑)」。

先日グアムで落語会を行なわれたんですよね?
「『ぴっかり☆夏祭り』と題した独演会の特別公演として行ないました。グアムでは現地の日本人の方々に見に来てもらったので、字幕などは無しでやりました。日本人だけど日本に行ったことのない子もいたので、落語をみられることにとても喜んでもらえました。私も嬉しかったです。休暇も兼ねて行ったので、スキューバ、パラセイリング、スカイダイビングまでやりましたよ!!」。

好きなものがたくさん、そして幅広いですよね。
「任侠映画も大好きなんです。落語を始めてから日本の古いものを好きになって。特に好きなのは高倉健さん。目がいつも泣いているんです。涙は出ていないのに泣いている、そんなところがたまらないです」。

お酒はお好きですか?
「最近日本酒が好きで。友達とも飲みに行きますよ。以前兄さん(一之輔さん)のご自宅に呼んでいただいたこともありましたね。芸人仲間たくさんで。でも到着したらすでに酔っていて全裸なんですよ!(笑)。この人と飲みたい、という人は…『キャプテン翼』の大空翼です。私子供の頃から結婚したいくらい翼くんが大好きで。一緒にお酒を飲んだとしたら、話す内容は『サッカー、どうよ』って感じでしょうかね(笑)」。

明日から浅草で落語会なんですよね。
「『おさらい会 めざP』と名付けた会で、その日ごとに私がおさらいしたい内容をやる会なんです。午前中なので目覚まし、という意味で『めざP』。私の落語を聞いてから、楽しい1日を過ごしてください、という気持ちでやっています」。

小朝師匠からの最近のアドバイスは?
「私は二ツ目も真ん中くらいに立っているので、そろそろ真打ちを見据えたネタを、と言ってくれています。師匠はいつも先を見てくれているので。がんばります!」

春風亭ぴっかり☆さん、ありがとうございました。