2018年10月

10/22~10/26 宮崎奈穂子さんの回

松本:今週も始まりました! 常連客の春風亭一之輔さんと一緒に、素敵なゲストのお話を伺っていこうと思います。

一之輔:今週のゲストは、メガネがトレードマーク! シンガーソングライターの宮崎奈穂子さんです。プロフィールをマスターから。

松本:宮崎さんは1986年4月10日生まれ、東京都出身。慶応義塾大学文学部在学中の2007年に、CD『優しい青』でインディーズデビュー。路上ライブから、日本武道館での単独ライブを経験し、2015年にフリーに。登録者15万人を超える動画チャンネル「745(ナホコ)チャンネル」では、745曲を超える楽曲を披露し、現在も生配信を行っています。今年6月には活動10周年を記念して、アルバム『To the beginning』をリリースしました。

一之輔:武道館で単独ライブとは、すごいですよね! どんな流れで?

宮崎:先輩が「1万5000人のサポーターを集めたら、武道館で単独ライブをする」といっていて、私もやってみようと思ったのです。

松本:このSNSの時代に、路上ライブで応援してくださる人が増えていったとか?

宮崎:はい。当日も路上ライブの格好で武道館に登場して、同窓会みたいな雰囲気でしたね。

一之輔:音楽は小さい頃から好きだったの?

宮崎:そうですね。小学校の頃からピアノを習ったり、吹奏楽部に入ったりしていました。中学生の頃、音楽の時間に歌集が配られて、家で練習するようになったのが、弾き語りの始まりです。

一之輔:慶応大学に進学した後も音楽を?

宮崎:大学時代はバンドサークルに入って、就職活動が始まるまでは、気がすむまで歌をやってみようと思って。レーベルにデモテープを送ったりしていました。「仮歌」といって、実際に歌う歌手が曲を覚えるために、譜面にかかれた曲を吹き込むことがあるんですが、仮歌もデモテープに録音して、一緒に送っていました。

一之輔:それで連絡がきたりしたの?

宮崎:はい。連絡が取れた人に会いに行って歌を歌っていました。

松本:最初のシングルCDはどんな流れで?

宮崎:ボーカルスクールに通っていて、そこから「CDを出しませんか」と話が来て、これはやるしかないなと。

一之輔:路上ライブはどんなきっかけで?

宮崎:何かしないとCDは売れないと思って、それで始めました。

一之輔:そうなんだ! 宮崎さんはマラソンもやっているそうで、2015年から東京マラソンのチャリティーランナーをやっているとか。

松本:チャリティーランナーって、どんな制度なの?

宮崎:10万円のエントリー料を自分で出して走るランナーのことです。最初は、ラジオ番組の企画で、フルマラソンを走れて、マラソンの曲が作れるシンガーソングライターを募集していて、それで始めました。その後は、路上ライブで募金を集めて、目標額に達すると走ることにしています。

一之輔:それは頑張らないとね! 最初のタイムは5時間26分だったとか。

松本:僕が初めてマラソン走った時は、5時間22分で同じくらい。結構、大変ですよ。

一之輔:それからドンドン早くなって、いまはサブフォーを目指しているとか?

松本:3時間台? すごいですよ、それは! 本業が歌手なんだから!

一之輔:宮崎さんは、お酒がお好きらしいですね? 

宮崎:はい。母も強くて、長野に祖母がいて、3代で飲むことも。

一之輔:いいですねぇ~。「そばみそ」をつつきながら日本酒を飲んだら最高ですね~。

松本:一人で飲むこともあるとか? そうすると、歌詞や曲が降りてくる?

宮崎:「そうだといいな~」と思って飲んでいたことも。でも、寝ちゃって(笑)。

一之輔:ありがちですね。どういうときに飲みたくなりますか?

宮崎: ライブが終わったときや肩の力が抜けたとき! そういうときのお酒は美味しいですね~。

松本:一緒にお酒が飲みたい人はいますか?

宮崎:3年前に母方の祖父が亡くなったのですが、その祖父ともっとお酒が飲みたかったですね。祖父は、武道館にも来てくれて、歌を聞いてもらいました。

松本:それは、おじいちゃんも、うれしかったでしょうね!

一之輔:そんな宮崎さんは、6月にビクターからアルバム『To the beginning』をリリースされたとか? テーマは「原点」だそうですね。

宮崎:歌手になりたいと思っていた当初のことを思い出しながら作りました。デモテープを当時送ったディレクターさんに担当してもらって。その当時、仮歌で歌った歌も、今回のアルバムに収録されていて、思い出深いものになりました。

一之輔:活動10周年の記念ツアーやボーカルスクール主催のフェスもあるそうですね?

宮崎:はい。YouTubeの動画チャンネルでも、リクエストがきた曲を歌って配信しています。

松本:それはぜひ聞きたいですね~! 詳しくは宮崎奈穂子さんのオフィシャルサイトで。ほろよい気分になりましたので、この辺でおひらきとさせていただきます。

10/29~11/2は 一之輔師匠と松本マスター です。

10/16 一之輔師匠と松本マスターの回

松本:今週は、常連客の春風亭一之輔さんとの「さしのみ」です! 一之輔さんのエピソードについて、弟弟子である春風亭一蔵さんについて伺います。

一之輔:一蔵とぼくの師匠は春風亭一朝で、ぼくが2番弟子、一蔵は5番弟子なんですよ。彼がおもしろい男でね。今年37歳、東京都出身。高校卒業後、すぐに結婚。7年間トラック運転手をするも、25歳で離婚。当時、落語が好きで、一朝先生がいいということで、落語の世界に入ったんです。いろいろ苦労しながら、落語をやっていましてね。いま、120㎏ぐらいあるんじゃないかな。帯がおなかの下に隠れるような体型ですけど、この人は、出世しますよ~。

松本:それはどうして?

一之輔:なんてったって「よいしょ」がうまいの。

松本:えっ? よいしょがうまいの?

一之輔:そう。こないだも、うちに夜の10時くらいに酔っぱらって飲みに来たの。ちょうどカミさんが、お風呂から出てきたところで、そしたら一蔵が、「お! お姉さん! 美しい! きれいだね~。いいなぁ、こんな人と一緒にいられて~」と、よいしょするんです。

松本:そしたら奥さんは?

一之輔:一蔵は声が大きいので、カミさんは、「うるさい! 帰れ」と怒ってあしらうんだけど、それでも一蔵はめげずに2時間ぐらいしゃべり続けて、飲んでいきましたね。

松本:へぇ~、そんなに。お強いんですね。

一之輔:次の日に会ったら、一蔵が「昨日は大変失礼しました。お姉さんが好きだと思って」と高いフルーツ屋さんのぶどうを持ってきてね。

松本:ちゃんと気配りができるんですね~。

一之輔:彼は、人懐っこいんですよね。あとボートレースが好き。しょっちゅう競艇に行っていますよ。落語については、声が大きいし、オリジナリティがあるし、迫力があるし、前向きだし、一所懸命やっているし、いいですよ。でもね、先日のよいしょは、彼にしては珍しく失敗でしたね。ちょっと雑でしたね。

松本:よいしょにも、技が必要ですね。

一之輔:よいしょは、丁寧にやらないといけません。相手の立場になって、相手が気持ちよくなるようによいしょすることが大事だって、先輩も言っていましたね。

松本:なるほどね。ぜひ今度、このコーナーのゲストに来ていただきたいですね~。さて、ほろよい気分になりましたので、今週はこの辺でおひらきとさせていただきます。