お燗研究所

お燗検定? いえいえ、燗酒を体系的に学ぶことができるのです。

湯せん

湯せん

お燗研究所が発足する前から、菊正宗では燗酒のことをず~っと考えてきました。

「燗酒の愉しみをもっとひろく知ってもらえたなら、たくさんの方に日本酒の良さを体感してもらえるのに・・・。」

とはいっても、なかなか難しいものです。

そこで、燗酒のことを体系的に学ぶことのできる通信講座を作っちゃいました。

その名も「燗酒の通信講座」。

 

 

そのまんまですが、意外と無かったこの講座、
燗酒の意義、おいしい飲み頃温度、燗の方法などを解説したテキストを学習して、添削問題(1回)に回答します。
また、補助教材を使って実際に燗をつけ、レポートにまとめていただきます。
(※不明な点は質問票を通じてお問い合わせください。回答いたします。)

この時期「おいしくお酒を飲みたい」とおっしゃる方、おいしくお酒を飲むなら、ぜひ燗酒がおすすめです!

まずは資料請求を。

くわしくは、こちら

研究事例 その1)温度による味の変化

「お燗研究所」っていうくらいですから、ちょっとアカデミックな話題もご紹介しておかないといけませんので、とは申しても、難しく論じてみてもしょうがないので、簡単に覚えていただけて、明日の飲み会に使える「お酒の蘊蓄」的な話題をできるだけ紹介していきたいと思います。

さて、今回紹介しますのは、「温度による味の変化」についてです。

お酒に限らず口に含むものは、舌を中心とした器官で味覚を感じるわけですが、そのときに感じる「甘い」「すっぱい」「辛い」「苦い」といった感覚は、実は温度によって感じ方が変わります。さらに、甘味、酸味は旨味に変化するといわれています。

グラフにしますと、こうなります。

温度と味覚の関係(出典:河野友美『調理科学』)

温度と味覚の関係(出典:河野友美『調理科学』)

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、
《温度による味の変化》
・甘い    体温付近が強く感じられる。それ以上では、甘味はやや弱くなりるが、
        旨味の成分としてゴク味を形作る
・塩辛い(※)   温度が下がれば強く、高くなればやわらかく感じる
  ※お酒の「辛口」と「塩辛い」とは違いますよ!これについてはまたの機会に。
・苦い    温度が低いときには強く、高くなると弱くなる
・酸っぱい  温度の影響は少ないが低温では爽快感を伴ってやや強く感じられ、
                        温度が高くなってくると旨味に変化する
・渋い    温度が高くなると弱くなる

では、なぜ燗酒はおいしいのか?   それは「燗上がり」するからです。

燗上がり」とはどういうことかと申しますと、一般的に、乳酸やコハク酸、アミノ酸など日本酒の旨味の成分は温めることによって、旨味が増すように感じられることが知られています。すなわち、にすると、味が上がるということから「燗上がり」するといいます。

特に、生もとや山廃もとで造った本醸造酒や純米酒は、コハク酸や乳酸が多く含まれ、ペプチドやアミノ酸組成がバラエティに富んでいる為、このタイプのお酒は温めることによって、旨味成分がうまくバランスして美味しく感じられるようになり「燗上がり」します。

つまり、 温めることでお酒に含まれるうまみ成分がよりおいしく感じられる。そんな温度と味覚の関係がお酒をよりおいしく感じさせるわけです。

「燗上がり」の注意点:「燗上がり」は、個々のお酒の最適な旨味のバランスを創り出す温度と、飲み手の味覚(経験)の兼ね合いといえる。当社の本醸造酒の場合、50℃が絶妙のバランスになる。しかし、味覚テストを経た統計処理の話で、100%の人がそう感じるわけではない。45℃を美味しいという人、60℃を美味しいという人、「ひや」大好きの人には「燗下がり」と感じられることさえある。

これさえあれば「お燗名人」!!

   お酒好きの人の中には、お燗付けが面倒だという方がいらっしゃいます。
(確かに面倒ですよね~、飲みたいと思ったときにすぐに飲めないというのは、なんともいやですしね)

また、燗付けした後、お酒が冷めていくのが案外早かったりするもんですから(いわゆる「燗冷まし」)、
面倒だけどやっぱり温め直したほうがよいのかなぁとか、やっぱり温かいうちに飲み干したほうがよいのかなぁとか、
余計なことを気にしないでゆっくり楽しみたいものですね。 

そこでおススメしたいのが、この「お燗のつぼ」セットです!

お燗のつぼセットは、お湯さえあればどなたでも簡単においしいお燗が楽しめる酒器の詰め合わせセットです。
同梱のキクマサオリジナル銚子ならば、約5分。錫製の徳利ならば、約1分半でおいしいお燗酒ができちゃいます。

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さらに適燗になった後もそのまま保温できて、しばらくの間(※)、適燗のお酒を楽しみいただけます。燗付けした後は、ゆっくりとくつろいで、おいしいお酒をお楽しみください。

詳しくは、
http://kikumasamune.online-store.jp/i-shop/product.pasp?cm_id=171042&to=pr

 

温度の変化

温度の変化

※:室温20℃にて、熱湯95℃をお燗のつぼに適量注ぎ、常温(20℃)のお酒を一合入れた徳利を保温した場合、約20分程度は適燗(約50℃)をお楽しみいただけます。(当社調べ)