お燗研究所

うまい!お燗の方法 その2)電子レンジで

つづいては電子レンジでのやり方です。

電子レンジではマイクロ波で温められたお酒が徳利内を対流することで全体が温まりますから、胴の細い徳利よりもやや太い徳利の方が適しています。

レンジの大きさによって、数本の徳利を一度に温めることができますが、その場合1本の徳利にかかる時間に単純に比例しませんから気をつける必要があります。

また、お酒の量は徳利の首部分よりも少し下にして、徳利の上から1/3~1/2をアルミホイルで覆うことで、お酒が対流してお酒の上部だけが熱くなることがなく、均一に燗ができます。

hoil徳利の高さの1/3~1/2をアルミホイルのすそが広がらないようにピッタリと覆って下さい。
なおお酒は燗をすると膨張します。徳利の口一杯まで満たすとあふれるので注意しましょう。

但し機種によってはホイルが使用できない場合もありますので、「取扱説明書」で確認の上ご使用下さい。またアルミホイルが電子レンジの内壁に触れると火花が出ることがありますので、ホイルの端を徳利に密着させる注意が必要です。

うまい!お燗の方法 その1)湯煎(ゆせん)で

まずは、お燗付けのベーシックな方法、湯せんの御紹介です。

徳利の肩までのたっぷりのお湯の中に、徳利を沈めて燗をつけます。
正確な燗温にするためには温度計を使いたいものです。

 湯せんの実際(上は酒温計)

火に掛けたまま湯煎にすると、湯が沸騰して燗温が上がり過ぎることがありますので注意が必要です。
ですので、お湯が沸騰したら、いったん火を止めてから徳利をつけてください。

このように温度計を差しこんで温度の確認をしてみるとよいでしょう。
 

 

お燗の時の目安:

煮膨え(液面の上昇)

煮膨え(液面の上昇)

“お燗のプロ”であるお燗番の方は、お燗した徳利の液面の増え具合(煮増えという)を見て、適燗であるかどうか判断できるそうです。
実際にお燗した場合、写真にあるように、適温(50℃)になると液面の違い(盛り上がり)がみられます。
一度お試しあれ。

お燗研究所、はじまります。

 ワイン、焼酎、新ジャンル、・・・。色んなお酒が流行り、やがてそのブームは去りますが、
ブームのときに培われた文化といいますか、スタイルというものはその後も定着するものです。

 かつて日本酒も吟醸酒ブームというものがありました。そのときにいわゆる吟醸香というものを楽しむために冷やして(温めると香りが飛んでしまうのが吟醸香の性質でもあるので)飲むというのが日本酒の飲酒スタイルとして定着したのだと思います。
 もちろん、低温で保管していただくことはお酒の品質管上、大切なことですが、
これからはやはり日本酒の特長である「温めて飲む」という愉しさをもっとみなさんにぜひ味わっていただきたいと思います。

今、燗酒のよさが見直されています。
「燗酒」がブームです。

色んな飲酒スタイルを経て、たどり着くのが「燗酒」なのです。

「ぼちぼち、日本酒を・・・。」とお思いのアナタ!

そんな貴方にお送りする「お燗研究所」。
お燗研究所では、「うまい!燗酒の作り方」など
日本酒のよさを楽しむ為のいろいろなことについて研究し、
「初心者の方にも分かり 易く」をモットーにお伝えしていきます。

日本酒は誰にでも手軽に楽しめるのです!