Web版 KIKUMASA TARU SAKE BOOK 樽酒読本 ~日本酒の真髄は樽酒にあり~

菊正宗

Taru Sake Glass 器との相性で、樽酒はもっとうまくなる!Taru Sake Glass 器との相性で、樽酒はもっとうまくなる!

器でお酒のうまさが変わるのか? 答えはイエス。素材で口あたりの違いが生まれ、形状によって香りの立ち方も変化します。さらに見た目の美しさは、シーンの演出に影響します。たかが器、されど器。樽酒の個性や楽しみ方に合わせて相性のいい器を探し、違いを楽しんでください。

樽酒のおいしい飲み方と、おすすめ酒器。樽酒のおいしい飲み方と、おすすめ酒器。

樽酒は、ほどよく香りが広がる常温のほか、冷やでも燗でもおいしく飲めます。
飲み方に合わせた、おすすめ酒器をご紹介します。

  • ぬる燗 × ぐい飲み
    香りが際立ちやすい燗の場合は、40℃〜45℃程度のぬる燗がおすすめ。あたたかみのある陶器のぐい飲みなら、樽酒の味わいをやさしく口に届けてくれます。
  • 常温 × 枡
    飲み口の面積が大きい枡は香りが広がりやすいうえに、空気にふれることで味わいがまろやかに。樽酒の木香×器の木香で、最強の香り酒を堪能できます。
  • 冷やして × グラス
    ガラスのシャープな口あたりは、すっきりと飲みたい冷酒がぴったり。また、透明グラスは樽酒本来の色を楽しめ、涼やかな飲酒シーンも演出します。
たまには、こんな飲み方も。

樽酒をワイングラスで飲むスタイルもおすすめ。
丸みのある独自のかたちが香りを逃しにくくし、脚を持って飲むためお酒の温度上昇も防げます。
菊正宗の樽酒は、ワイングラスとの相性のよさも高く認められています。