|
灘の生一本という言葉は、灘の酒の品質の高さを表す言葉として有名ですが、そもそも灘の酒は、六甲山からの急流を利用した水車による高度精米の技術や、神秘の霊水「宮水」の使用、六甲おろしによる寒造り、火入れ操作、そして丹波杜氏秘伝の生もと造りといった技術力の高さで品質を向上し、先行する伊丹や池田の酒を追い越して江戸の市場を席捲していきました。(くわしくは、日本酒図書館 第9巻 日本酒の歴史をご覧下さい。)
いつの時代もそうですが、お酒に限らず、品質の向上には絶え間ない技術の研鑚が必要であり、菊正宗もまた創業以来、最新の技術を以って品質向上に取り組んでおります。
菊正宗酒造(株)総合研究所は、先進の技術を用いた醸造のメカニズムの解明と、それに付随した生命現象の解明といった極めて独自性の高い研究を行なっており、各学会等において、その優れた成果を発表しつづけ、高い評価を受けております。
また、近年は品質向上はもとより、日本酒はなぜおいしいのか?日本酒はなぜ健康に良いのか?といった視点に立った研究にも取り組み、「生もと造りはなぜおいしいのか?」といった、清酒 菊正宗の『おいしさの秘密』も続々と解明されております。
そこでこのコーナーでは、菊正宗酒造(株)総合研究所で発見されました最新の科学技術情報をご紹介いたしますとともに、科学に裏打ちされた菊正宗のおいしさの秘密をみなさまにできるだけ分かりやすくお伝えしようと思います。
|