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対談者

インタビュー
- 宮内:いま、ちょうど日本酒が再び見直されてきている流れの中で
菊正宗としては日常に気軽に楽しめる
商品をつくりたい!と思ってまして。
- 篠原:あえて紙パックの商品でチャレンジしようという話に
なったんですよね。
- 宮内:実際に日本酒カテゴリーの50%以上はパック商品なんですが(※)
「パック酒=おじさんだけのもの」って
正直みんな思っちゃってるでしょ??
この固定概念を変えて、おしゃれな若い世代のお客さまにも飲んでもらえる
ような商品をつくりたいと。
※出典:『酒類食品統計月報』2017年10月号 日刊経済通信社
- 半田:「家庭で毎日楽しめるお酒を
提供していく」というのは菊正宗の使命でもありますからね。
- 篠原:北欧インテリアのおしゃれな部屋の食卓に置いてもおかしく
ないような。目指したのはそんな新しいパック酒です。
- 宮内:これまでのパック酒の歴史を
くつがえすような商品を!そんな熱い気持ちとともに
開発がスタートしました。
- 宮内:実はこの香りはうちの研究所で独自開発した新酵母で実現し
ました。構想から含めると、
開発に約10年かかってる酵母で、
吟醸系の華やかな香りを引き出
してくれます。そして、しぼりたての
フレッシュ感を出すためにもこだわって、火入れも1回にしました。
- 半田:当社研究所にて味覚センサーで調査すると、
香りは大吟醸以上の数値。
- 宮内:発売前に日本酒ファンの方々にブラインドでテイスティングして
もらい、市販の大吟醸酒や売れ筋のパック
商品よりも断然に「おいしい」という評価を
いただけました。
- 篠原:この驚きと感動をどうしても届けたいっていう一心で、パッ
ケージやネーミングにこだわりました。
- 宮内:銀無垢のパッケージ案が出てきて、これだ!と。
今までの普通酒にはない上品さと
新しさを表現できると。
- 篠原:でも当初予定してた名前がNGで、
「しぼりたてギンパック」というネーミングにたどり着くまでにも、
実はかなりの時間がかかりました(笑)
- 宮内:大変でしたね…
- 半田:本当に、ちゃんと世の中に出せて良かったなあ…
- 篠原:そう!だから、だからこそ!
この革命的パック酒の驚きをお客さま
に絶対に伝えたいんです!!!
- 宮内:せっかくパック酒の概念を変えることができたんだから、
お届けする私たちも、既成概念を変えないと
いけないなと。菊正宗として、
やったことのないことをしようと。
- 篠原:脱、日本酒コミュニケーションです!
- 宮内:しかし社内でも本当に賛否両論でしたね…
本当にこれで良かったんだろうか…。(笑)
- 篠原:この驚きの美味しさが、
宇宙を飛んでみなさんの
食卓まで届きますように…!
- 半田:「ワイングラスでおいしい
日本酒アワード2017」にて、
紙パック商品で初めて最高金賞を(※)
いただけたしね。あ、ギーンギンギーン、の後、
「なのにキーン」て言ってるね。
※ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017 審査結果
- 篠原:これ、大丈夫だったでしょうか、専務…。
- 半田:飛ばしすぎや。
ことを!(笑)
⾶出す姿は、
本気度を感じました。
「宇宙まで伝えたい!」
と思うので⾶ばしちゃったんだと
思いますが、この気持ちが
伝わるかは、不安です…
なんだ」と思いました。
でも飲む度にその突⾶さは
納得できます。
表現できませんよね!