「生酛造り」は、現在主流となっている「市販の乳酸を添加する」手法とは異なり、自然の乳酸菌の力を借りて力強い酵母をじっくり育てる伝統の酒造りです。菊正宗は酒造りの原点ともいえる「生酛造り」に立ち返り、理想の辛口酒を目指し「調和のとれた味わいと、キレのある力強いのど越し」にさら磨きをかけました。
雑味がなくスッキリとした味わい。しっかりとした押し味と、キレのあるのど越し。これが菊正宗が抱く、飲み飽きしない理想の辛口です。生酛が育む力強い酵母が、香味においても単純ではなく、幅があり奥行きにも深い味わいが感じられるという生酛造り特有の「押し味」を演出します。
素材の持ち味を大切にする和食とよく合う日本酒とは、スッキリとしてクセがなく飲み飽きしないものが理想です。それが、菊正宗が創業以来こだわる「本流辛口」。調和のとれた味わいと、キレのある力強いのど越し。ご家庭の食卓を彩る食中酒としてお楽しみください。
「雑味がなくスッキリとした味わい。しっかりとした押し味と、キレのあるのど越し」が特長の本格辛口の本醸造酒。2009年9月より伝承の生酛造りを採用。「調和のとれた味わいと、キレのある力強いのど越し」にさら磨きをかけました。食卓を彩る食中酒としてお楽しみください。
アルコール分 | 15% |
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原材料 | 米・米こうじ・醸造アルコール※ |
酒質 | やや淡麗/辛口 |
※もろみに醸造アルコールを適量添加すると、日本酒の香りを引き出しスッキリした味となります。さらに、醸造アルコールの添加することで、日本酒の香りや味を劣化させる乳酸菌(火落菌)の増殖を防止するという効果もあります。
創業以来、日本の食文化を見据え、本流辛口を守り歩んできた菊正宗。
「顔」であるラベルの変遷には、伝統を重んずる一方で、時代に合わせ、
お客様にご満足いただくために果敢な変革を遂げてきた菊正宗の心意気が表れています。
ラベルの数だけ、進化と決意がある。上撰の足跡をご覧ください。
1659 | 菊正宗創業 |
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1775 | アメリカ独立戦争 |
1868 | 明治維新 |
1896 | 第一回オリンピック開催 |
明治19年(1885年) | 「菊正宗」を商標登録 |
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1920代 | 文化住宅普及。カレー、トンカツ、コロッケなど洋風料理が広がる |
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1923 | 関東大震災 日本国憲法公布 |
1950代 | 第冷蔵庫普及。ハム・清涼飲料水などが日常に |
1953 | テレビ放送開始 |
昭和36年(1961年) | 表記右から左を反対に |
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1960頃 | 高度経済成長 |
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1963 | 東海道新幹線開通・東京オリンピック開催 |
1969 | アポロ11号月面着陸 |
1970代 | ファミリーレストラン・ファーストフードによる外食化拡大 |
1970 | 大阪万国博開催 |
1970代 | 第一次石油ショック |
昭和41年(1966年) | 社名を「(株)本嘉納商店」から「菊正宗(株)」へ。 同時に、「正宗印」から「菊正宗」のロゴマークへのシルバーラベルに変更 |
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1980代 | 弁当・総菜などの「中食」人気、アメリカsushiブーム。コンビニエンスストア普及 |
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1980 | ホワイトデーはじまる |
1981 | ファミコン発売・テレビゲームの普及 |
1986 | 「新人類」が流行語大賞に |
1989 | ベルリンの壁崩壊、冷戦終結 |
昭和63年(1988年) | 1級酒をすべて本醸造にグレードアップし、品質本意を謳う |
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1990代 | エスニック料理人気 |
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1991 | 湾岸戦争勃発 |
1993 | ブラウザ登場によるIT革命 |
1995 | 阪神淡路大震災 |
90代後半 | 携帯電話が爆発的に普及 |
平成4年(1992年) | 級別廃止で1級から上撰に変更 |
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2000代 | 和食回帰・スローフード・食育の見直し |
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2001 | アメリカ同時多テロ |
2004 | プロ野球再編問題 |
2005 | 愛・地球博 開催 |
2006 | 地上デジタルテレビ「ワンセグ」スタート |
2008 | スマートフォンが日本でも発売 北京オリンピック開催 リーマンショック |
2009 | ファストファッションブーム |
00年代後半 | ソーシャルメディアの登場 |
平成19年(2007年) | 41年ぶりにラベルを一身。 大型化を図り、最新のグラビア印刷技術を駆使 |
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平成21年(2009年) | 「真・辛口宣言」 上撰本醸造の全量を生酛化。 辛口の味わいに磨きをかける。 |
2011 | 東日本大震災 地上デジタル放送に完全移行 |
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2012 | ロンドンオリンピック開催 |
2013 | 「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録 |
2016 | リオデジャネイロオリンピック開催 |
平成24年(2012年) | iTQi優秀味覚賞 最高位「三ツ星」受賞 |
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平成25年(2013年) | iTQi優秀味覚賞 最高位「三ツ星」2年連続受賞 |
平成26年(2014年) | iTQi優秀味覚賞 最高位「三ツ星」3年連続受賞し、クリスタル味覚賞を受賞 |
平成27年(2015年) | iTQi優秀味覚賞 最高位「三ツ星」4年連続受賞 |
平成28年(2016年) | iTQi優秀味覚賞 最高位「三ツ星」5年連続受賞 |
平成29年(2017年) | iTQi優秀味覚賞 最高位「三ツ星」6年連続受賞 |
平成30年(2018年) | iTQi優秀味覚賞 最高位「三ツ星」7年連続受賞し、ダイヤモンド味覚賞を受賞 |