sustainability
長年培った「発酵技術」を核とし、豊かで健やかな暮らしに貢献します
当社は創業以来、360有余年にわたり一貫して灘の地において酒造りを行って参りました。
会社の使命として、「長年培った『発酵技術』を核とし、
豊かで健やかな暮らしに貢献します」と掲げ、社員一丸となって邁進しています。
また、創業360年を機に「灘から世界へ」を新たなスローガンとし、今後も新たな挑戦を積み重ね、
より良い製品を供給し続けていく決意を表明致しました。
地球環境の変化により、生活者の暮らしを脅かす大災害が起きており、
またグローバルでさまざまな社会課題が深刻化しております。
地球環境問題をはじめ、さまざまな社会課題に真摯に向き合い、
持続可能な社会の実現に向けた取り組みは、まさに会社の使命と直結していると考えています。
私たちは世界的な取り組みであるSDGsの定める17の目標の中から、
特に当社と関係の深い「健康」「環境」「地域」を重点項目として現在取り組んでいます。
これからも「発酵技術」を通じて、豊かで健やかな社会実現に向けて真摯に取り組んで参る所存です。
代表取締役社長 嘉納治郎右衞門
伝統技術の継承と発展による
豊かな酒文化と
健康的な生活への貢献
持続可能な未来を実現するための
環境に配慮した
企業活動
酒造りを支えてくれている
地域社会への
積極的な関わり
伝統技術の継承と発展による
万治二年(1659年)に創業した菊正宗酒造は、360余年にわたり、酒造りを継承してきました。その間、幾多の困難に遭遇しながらも連綿と酒造りを続けてこられたのは、先人からの伝統を受け継いだうえで、時代に合わせてその技を進化させてきたからです。こうした長い時間を経て育まれた発酵技術により、決して酒造りだけではない様々なアプローチが可能となっています。
酒というものは、人々の心を豊かにし、コミュニケーションツールとしての効果が大きい飲み物です。菊正宗酒造は、酒造りを通じて長年培った発酵技術を利用することで、人々が豊かで健康的な生活を送ることに貢献できると信じています。昨今の傾向である、健康意識の向上に対応した商品開発や心豊かになれる飲酒シーンをアピールしていきます。
詳しく見る持続可能な未来を実現するための
酒造りに最も必要なもの、それは「水」であり「米」です。
創業以来、灘五郷において酒造りを続けている菊正宗酒造にとって、地域の「水」「米」を守ること、それが未来に向けて酒造りを続けるために必要不可欠な要素です。これまでも地域に根差した活動を実施してきましたが、これからは灘五郷の酒造りの根本をなす「水」の源たる六甲山の保全活動に新たに取組み、環境に配慮した企業活動を継続していきます。
酒造りを支えてくれている
良い水と良い米があり、そしてそこに「人」が携わることで良いお酒が生まれます。技術を伝承していくのも「人」であれば、長年灘の地で酒造りを続けられたのも地域社会を支える「人」がいてこそと考えています。「人」を育てること、「人」に関わること、それが、これまでもそしてこれからも良い酒を造り続けるために必要なことです。
これからも地域の人々と企業のお互いが支えあえる活動に貢献していきます。