1
安定した場所を選びコモ樽を正面に向ける
2
立縄を鏡(酒樽の上蓋)に沿って切る
3
くちかがり縄をとりはずす
4
コモは写真のように順次、樽とコモの間に巻き込んでそろえる
5
きれいに巻き込んで、上当て紙を取り除く
6
立縄の上部をハサミで切りそろえる
7
ササラで鏡やみぞのゴミをていねいに取り除く(ゴミは鏡開きの際に酒の中に入るので十分気を付ける)
8
タオルで鏡の上をきれいに拭く
9
しめ木で二番輪(樽の二番目のタガ)を2cm程全体的に下げる
10
二番輪を下げてから一番輪を下げる(鏡開きがしやすい)
※「おごそかな鏡割り」(本番編参照)の場合、準備はここまで。
11
鏡の木目に沿って鏡の栓(上ダボ)の周辺を木槌で写真のようにたたく
12
鏡後部をたたく(木目に沿って両側から交互に力を入れてたたく)
13
写真のように鏡が盛り上がって来る(この段階で止めて主催者と代わる)
正式ないでたちは、素肌の腹にさらしを巻き、きまた(白いショートパンツ)、白たび、豆絞りの手ぬぐいによる鉢巻きにハッピ着用とされていますが、ハッピ、前掛け姿と鉢巻きでも十分です。
鏡開きはおめでたい時に行うものですから、できるだけ切るという作業をやらないようにしたいものです。取りはずす、巻き込むことをおすすめします。